建設(shè)DX展2023

2023年12月、東京ビッグサイトで建設(shè)DX展が開催され、協(xié)栄産業(yè)からも出展しました。

建設(shè)DX展は、建設(shè)業(yè)のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進(jìn)する展示會で、併催されたJAPAN BUILD－建築の先端技術(shù)展－と合わせて、600社を超える出展社數(shù)と3萬人以上の集客を誇る國內(nèi)最大規(guī)模の展示會です。

協(xié)栄産業(yè)ブース

この建設(shè)DX展で、協(xié)栄産業(yè)は「BIM＆DXで環(huán)境に配慮した建設(shè)を?qū)g現(xiàn)」というキーワードを掲げ、環(huán)境に配慮した建築をテーマとする多くの展示を行いました。自治體や學(xué)協(xié)會、大學(xué)などとの研究開発や新事業(yè)を紹介するなど、商品説明にとどまらない社會ニーズに則した展示を數(shù)多く行い、多くのお客様にご來場いただきました。當(dāng)日の展示內(nèi)容については、このページから詳しくご覧いただけます。

そして協(xié)栄産業(yè)ブースでは、毎年好評をいただいております”ミニセミナー”を開催しました。昨年と同じく、ＭＣ（司會）は人気IT系Youtuberの渡辺さきさん（ITすきま教室主催）です。今年のミニセミナーでは、商品紹介に加えて「環(huán)境問題と建設(shè)DX」と題した寸劇も行われました。

悲劇はイースター島だけじゃなかった

このコラムの4回目「イースター島の悲劇」では、モアイ像の建造に起因する無計畫な森林伐採によって、イースター島の文明が崩壊してしまった悲劇をご紹介しました。続く5回目「環(huán)境配慮型不動産」では、その悲劇が、いま地球規(guī)模で繰り返されようとしている事実を、皆様と共有しました。しかし、こうした文明の崩壊が、イースター島だけの悲劇ではなかったことが、今年の建設(shè)DX展で明らかとなったのです！

イースター島の文明は5世紀(jì)ころに興り、17世紀(jì)初頭に崩壊したとされています。しかし、それよりはるか昔の紀(jì)元前、世界最古の文明といわれるシュメール文明や、世界四大文明の一つに數(shù)えられるインダス文明でも、人類による環(huán)境破壊によって文明が崩壊していたらしいのです。この衝撃的な研究成果は、協(xié)栄産業(yè)ブースに突如現(xiàn)れたハカセによって、協(xié)栄産業(yè)のミニセミナー會場で初めて報告されました。

シュメール文明とインダス文明

ハカセの解説によると、シュメール文明は、紀(jì)元前3000年頃にメソポタミア南部で発生した文明で、そのころの日本は縄文時代～彌生時代だったそうです。シュメール文明は、楔形文字や青銅器を発明するなど発達(dá)した技術(shù)をもち、ジッグラトと呼ばれる高層建築物（ハカセいわく現(xiàn)在のタワマン）を建造するなど、非常に高度な都市國家文明を築いていました。しかし、都市を拡大する際に無計畫な自然破壊を行い、最後は大洪水で文明ごと流されてしまったと、ハカセが言っていました。舊約聖書の創(chuàng)世記に登場する、バベルの塔伝説や、ノアの方舟伝説は、この文明の栄枯盛衰が原型になったと考えられているそうです。

一方のインダス文明は、インダス川流域を中心に紀(jì)元前2000年頃に隆盛期を迎えたインドの古代都市文明で、モヘンジョ?ダロなどの都市遺跡が有名です。しかし、インダス川下流域での洪水や、気候変動による海水準(zhǔn)変異などが理由で、このインダス文明もやがて終焉を迎えることになります。

このミニセミナーで、ハカセはこんなことを言っていました。

「文明の崩壊は、すべて人類が行った環(huán)境破壊によるものじゃ。繰り返される悲劇の歴史から、我々は何も學(xué)んでこなかった。いまこそ行動を起こすときじゃ?！?/p>

建設(shè)DXで文明の崩壊を阻止？

ハカセの言う「行動」とは、いったい何でしょうか？

ハカセは「それは建設(shè)DXの推進(jìn)じゃ?！工妊预盲皮い蓼?。建設(shè)DXとは、建設(shè)業(yè)におけるデジタルトランスフォーメーションのことで、デジタル技術(shù)を活用して作業(yè)を効率化し、企業(yè)の競爭力を高めること。一見、環(huán)境問題とはあまり関係なさそうに思えますが…

ハカセの研究によれば、建設(shè)業(yè)におけるDXの取り組みは、この業(yè)界に起因するさまざまな環(huán)境負(fù)荷を軽減し、地球環(huán)境を改善する有効な手段として期待されているのだそうです。例えば、「建設(shè)工事の効率化によるエネルギーと資源の削減」や「脫炭素型の建設(shè)材料や施工方法の活用による環(huán)境負(fù)荷の低減」などが考えられます。

また、BIM（Building Information Modeling）に代表されるデジタルツールやシミュレーション技術(shù)などを活用することで、工事現(xiàn)場の効率化だけではなく、建材の調(diào)達(dá)や運搬の段階から環(huán)境負(fù)荷軽減を考えることもできるでしょう。文明の崩壊は、建設(shè)DXのチカラで防ぐことができるのです。

ところで、建設(shè)DX展が終了した後、ハカセの行方がわからなくなっているそうです。どなたかあの特徴的な姿を見かけた方は、警察に通報する前に、協(xié)栄産業(yè)までご一報をお願いいたします。（ご連絡(luò)はメールでお願いします。メール送信先：fks@kyoei.co.jp）